はじめに|“塗ってない風”の肌こそ、美容部員の本気メイク
「肌、何もしてないのにキレイだね」——そんなふうに言われたことはありますか?
実はこの“何もしてない風”こそ、プロの間で最も難しいテクニックのひとつ。
カバーしてるのにバレない。ツヤがあるのにテカってない。
“素肌が美しい人”に見せるには、細かな計算と丁寧なステップ、そして質の良いアイテム=デパコスの力が必要です。
この記事では、元美容部員の目線でデパコスだけで叶えるナチュラル美肌の作り方5選をご紹介。今日からすぐに実践できる、かつ確実に仕上がりが変わる“神テク”満載です。
1. デパコス下地2種使いで“肌のアラ”を土台から飛ばす
下地は1本じゃ足りない時代へ
ベースメイクの80%は下地で決まる——これはプロの世界では常識。
1本で全部済まそうとすると、どうしても「カバー力不足」「崩れやすい」などの悩みに直結します。
そこで活用したいのが、「全顔用×部分用」の2種類の下地使い分け。肌の色ムラ・くすみ・赤みなどをナチュラルに整えることができます。
美容部員のおすすめコンビ
- 全顔用:ディオール スノー UVシールド トーンアップ 50+
ピンクベージュでくすみを飛ばし、自然な血色感をオン。紫外線対策も万全。 - 部分補正:SUQQU トリートメント セラム プライマー(ラベンダー)
Tゾーンや目元のくすみ、フェイスラインに。透明感のある明るさを補う一手。
テクニックのポイント
- 全顔用は手で薄く均一に塗る。スポンジでなじませると密着度UP。
- 部分用は指の腹で少量トントンと重ねる。厚塗り厳禁。
2. ファンデは叩き込む!水ありスポンジで密着・薄づきに
「ファンデが浮く…」は塗り方のせいかも?
いくら高級ファンデを使っても、塗り方が間違っていると仕上がりは台無し。
特に、手でベタ塗りするだけでは毛穴落ちやムラが発生しやすく、いかにも“塗ってます感”が出てしまいます。
プロは**「指+水ありスポンジ」の合わせ技**で、まるで肌と一体化したような仕上がりに。
使用ファンデ&ツール
- クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ ルミヌ
超微粒子の粉体が光を反射し、毛穴レスなツヤ肌に。 - SHISEIDO メーキャップ ブレンディングスポンジパフ
水を含ませるとぷるんと柔らかくなり、肌あたりもなめらか。
テクニックのポイント
- 指でファンデを薄く点置き
- スポンジでトントンと叩き込むようになじませる
- 崩れやすい部分(鼻・Tゾーン)は最後にもう一度密着
3. コンシーラーは悩み別に3種使いが正解
「コンシーラーが浮く」は“色選び”ミスが原因
青クマにベージュを使ってませんか?赤みにピンク系をのせてませんか?
実は、それぞれの悩みには“正しい色”が存在します。
元美容部員が勧めるのは、3タイプのコンシーラーを悩みに応じて使い分ける方法。
デパコスで揃える神コンシーラー
部位 | お悩み | 使用アイテム | 特徴 |
目元 | 青クマ | ボビイブラウン インテンシブ セラム コンシーラー(ピーチ系) | スキンケア効果も高く、自然な血色感を再現 |
小鼻 | 赤み | NARS ソフトマット コンプリートコンシーラー(グリーン系 or 自然なベージュ) | カバー力抜群なのに厚塗り感なし |
シミ・ニキビ跡 | 色素沈着 | RMK スーパーベーシック コンシーラーパクト | 2色をブレンドして色を調整可能 |
テクニックのポイント
- 指の腹で“点置き”し、境目をスポンジでなじませる
- クマは目のキワではなく少し下のゾーンにトライアングル置きが自然
4. 血色&立体感は“控えめチーク×ハイライト”で調整
“のっぺり顔”から卒業するために必要な2つのこと
ベースがキレイでも、血色感と立体感がなければ顔全体がぼんやり見えてしまいます。
そこで使うのが、控えめなクリームチークと自然に光を集めるハイライト。
デパコスの名品アイテム
- THREE シマリング グロー デュオ 01
肌に溶け込む血色&光で“湯上がりツヤ肌”に。 - ローラメルシエ フェイスイルミネーター(ディボーション)
ギラつかず、肌の凹凸に自然な光をプラス。
テクニックのポイント
- チークは黒目の外側から斜めにスッとのせる
- ハイライトは頬骨の高い位置・Cゾーン・あご先に少量だけ
5. パウダーは“必要なところだけ”が鉄則
全顔にパウダーは時代遅れ?
せっかくのツヤ肌を一気にマットに変えてしまう…それが全顔パウダーの落とし穴。
プロは、崩れやすい3点だけを狙ってパウダーをのせます。
最強のパウダー
- SUQQU オイルリッチ グロウ ルースパウダー
皮脂を抑えるのに、自然な“ツヤ残し”が叶う名品。
パウダーをのせるべき3点
- 小鼻
- Tゾーン
- あご先
ブラシで“ふわり”と軽くのせるだけ。これだけで、ツヤはそのまま、崩れにくさは倍増します。
まとめ|デパコスは“仕上がりのクオリティ”を保証してくれる
「高い=いい」ではないけれど、デパコスは“良さが結果に直結する”アイテムが多いのも事実です。
肌の悩みに合わせて、質感・色味・密着力にこだわったアイテムを選べば、誰でも“素肌美人”に見せることができます。
ぜひあなたも明日から、バレない美肌メイク=“塗ってない風”ベースメイクを試してみてください。
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